「トイレットペーパーやティッシュ、また値上げするの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。実は2026年7月〜8月にかけて、大手製紙メーカー3社がそろって家庭紙製品の価格を10〜20%以上引き上げます。しかも「注文日」ではなく「納品日」が基準になるという見落としがちな落とし穴もあります。今から何をすべきか、具体的に整理します。
この記事のポイント
- ✅大王製紙は8月1日納品分から家庭紙製品を15%以上値上げ
- ✅日本製紙クレシア・王子ネピアも7月21日出荷分から10〜30%値上げ
- ✅ネット通販は「注文日」ではなく「到着日」基準で新価格が適用される点に要注意
なぜ今、紙製品がそろって値上がりするのか
2026年7〜8月にかけて、家庭紙を扱う大手3社が相次いで価格改定を発表しています。大王製紙(エリエール)はトイレットペーパー・ティッシュ・ペーパータオルなど家庭用・業務用製品全品を、8月1日納品分から現行価格より15%以上引き上げます。日本製紙クレシアは7月21日出荷分から製品全般を10〜30%、王子ネピアも同じく7月21日出荷分から家庭紙製品を20%以上、さらに大人用紙おむつを8月1日出荷分から約10%改定します。
💡 値上げ幅を金額で見ると
仮に15%の値上げがあった場合、398円の商品は約458円(+60円)に、798円の商品は約918円(+120円)になる計算です。大人用紙おむつも1,980円の商品なら約2,178円(+198円)と、家計への影響は小さくありません。
今回の値上げは、4月にも実施された価格修正からさらに追加される形です。原材料・エネルギー価格の高止まりに加え、中東情勢の不安定化に伴う資材調達コストや物流費の上昇が背景にあるとされています。日用品は毎日消費するものだけに、じわじわと家計を圧迫しやすい分野です。
見落としがちな「納品日基準」の落とし穴
今回の値上げで特に注意したいのが、価格改定の基準が「注文日」ではなく「納品日(到着日)」である点です。つまり7月中にネット通販で注文しても、配送が混み合って到着が8月にずれ込めば、新価格が適用される可能性があります。「7月中に注文したから旧価格のはず」と思い込むと、想定より高い金額で決済されるケースもあり得ます。
📘 なぜ「到着日」基準になるのか
メーカーの価格改定は、卸・小売店への出荷・納品タイミングを起点に設定されるのが一般的です。店舗やECサイトが仕入れた在庫が旧価格分か新価格分かによって、店頭・通販価格の切り替わりにもタイムラグが生じます。特に人気商品は在庫の入れ替わりが早く、早めの価格反映につながりやすい点も覚えておきましょう。
8月1日までにやるべき3つの対策
1. 「使い切れる量」だけ計画的に買い足す。トイレットペーパーは総メートル数、ティッシュは組数・枚数で単価を比較すると、パッケージだけでは分からない割安・割高が見えてきます。買いだめは家計防衛に有効ですが、必要以上に買い込むと保管スペースや湿気・カビのリスクも生じるため、1〜2カ月分を目安にするのが現実的です。
2. ネット通販は「送料込みの総額」で比較し、早めに注文する。単価が安く見えても送料がかかれば割高になることがあります。まとめ買いで送料無料になるラインを確認し、遅くとも7月中に注文・受け取りが完了するよう早めに動くことが、新価格適用を避ける一番の近道です。
3. 用途を見直して使用量そのものを抑える。キッチンペーパーは油汚れなど衛生的に必要な場面に限定し、それ以外は繰り返し使える布巾に置き換えるだけでも消費量は減らせます。ティッシュも箱の大きさや厚手タイプを選び直すことで、1回あたりの使用枚数を見直すきっかけになります。
⚠️ 買いだめのしすぎに注意
紙製品は湿気を吸うと品質が劣化しやすく、大量にストックすると保管スペースを圧迫します。値上げ前の駆け込み購入は有効な対策のひとつですが、「安いから」と使い切れない量まで買い込むと、かえって無駄な出費や置き場所の悩みにつながる点には注意しましょう。
📋 2026年7〜8月の家庭紙値上げまとめ
| 値上げまとめ | |
|---|---|
| 大王製紙(エリエール) | 8月1日納品分〜 家庭紙全品15%以上 |
| 日本製紙クレシア | 7月21日出荷分〜 製品全般10〜30% |
| 王子ネピア | 7月21日出荷分〜 家庭紙20%以上/8月1日〜 紙おむつ約10% |
| 価格適用の基準 | 「注文日」ではなく「納品日(到着日)」 |
結局どうすればいい?
結論として、トイレットペーパー・ティッシュなどの家庭紙は2026年7〜8月に軒並み値上げされます。ポイントは「注文日」ではなく「到着日」基準で新価格が適用される可能性がある点です。使い切れる量を見極めつつ、送料込みの総額で比較し、7月中の受け取りを目指して早めに注文することが、無駄なく家計を守る近道です。
まずは自宅にあるストックの残量を確認し、必要な分だけ早めに注文することから始めましょう。
※本記事の情報は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
